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色々とよからぬ想像が巡るタイトルですが、きっと予想は当たってます。けれども、単純な「エロ」ではないです。女は生命の源の海であり、宇宙であり、時として鬼である。性は生で、哀は愛です。
正にヴィレ●ンで出会いましたが。
自称異星人で担任に関係を迫る少女、思いを寄せる実兄が事故死し顔を後頭部に寄生された少女、教師の秘密を目撃し引き合いに出して脅迫する少女…普通じゃない女子たちが主人公の短編集です。
したたかで、ずるくて、そしてあったかい。ゆらゆらと悩み苦しんだ青春を経て、女子はやがて乙女を失くして母になります。
女子は母になった途端、”お母さん”になるのではなく、素質は少女の時から持ってたはず。
家族愛のはじまりは異性愛であるだろうし、異性愛にも母性を持ち出すかもしれません。
たとえば、収録作「女の穴」では、”穴のような目を持つ女”が教師と関係を持ち、教師の元を去りますが、次に会った時に赤ん坊を抱える彼女はかつての”目”ではなくなっている…
こどもでも大人でもない、一筋縄ではいかない女子の「心」の暗い部分を見て下さい。
収録作「女の豚」を別視点で描いた同コミックス収録作。
教師を好きなあまり脅迫し、心の鬼が暴れだす。 鬼は憎しみから、憎しみは愛から。愛はどこから?
チビでデブでハゲで…こんな教師のどこがすきなの?と思ってしまいますが、その根底には大きな愛があるはずです。
いたぶるなんて理解できない!けれど、愛ならちょっと共感しちゃうかも…?回想シーンは涙がぶわっ!
ちりばめられたアカデミックさにグッと心をつかまれます。例えば以下…
日本人が古来より親しんできたものはやはり心の琴線に触れるはず!?
なななんと、実写映画化したそうですね…
何をどこまで表現したのか気になりますが…
”不思議で、いやらしくて、そして愛おしい”と評される本作。
たとえるなら地下室でじめじめと育まれた愛のようですが、愛に”正しい”はないはずです。
男性の方はもしかして、”やっぱり女って難しい”と思ってしまうかも。
女性の方は、一緒に精一杯こじらせてみましょう。