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肩を故障した野球部のエース・日下雪輝。ある日、古道具屋を営む自宅にある「未修理」で「壊れている」タンスに自分の境遇を重ね合わせる。タンスの引き出しを触ると一つのネジが転がり落ちてきた。なんと、そのネジは生きていた!ネジは次第に成長したそれに雪輝は、「日陽(ヒナ)」と名づけた。ヒナの正体とは…!?
はじめは野球マンガか~とあまり乗り気でなく読み始めたのですが、読み終えた後は感動で涙があふれていました。読み始めの印象と読後の自分の感情がここまで変化するなんて…とても不思議な体験。
この人のマンガは言葉での説明は多くありません。想像し間を楽しむ作品と言えます。とにかくヒナが純粋でかわいくて…ヒナのひたむきな想いに、思わず目頭が熱くなる。収録作品の中では一番好きです。これは多分忘れられない作品に出会っているなぁ…と読みながら何度も感じました。素晴らしい作品です!!
アフタヌーン四季賞2006年夏の大賞受賞、
第14回手塚治虫文化賞新生賞受賞した作品。
うたは兄と妹の3人暮らし、新しい昆虫を作るという変わった兄の仕事を手伝っている。ある夜、3人の前に現われたのは、昔兄が作り、人間に「擬態」した虫だった。
およそ読んだ事のない設定とほのぼのとした絵柄が、読むものをどんどん物語に引き込んでゆきます。
この対比が思いがけないラストをより際立たせる…。
命を生み出すという事。人と異形のものの交流を描いた切ないお話。
叔父の家に世話になることになった少年が、自分の出生の秘密を知る。
幼い頃切った自分の指から妹が生まれてた?
しかも自分と同じくらいに成長してる!?
その妹への自分の中に生まれた感情は、恋愛感情か、はたまた自己愛か。
兄さつきの「告白」を受けた妹つつじはある決断をくだす。
植物兄妹の生命の神秘とはかなさ。
静かな語り口と体験した事ない不思議な世界感。
穏やかな日常を大胆で思いがけない運命でくるんだ物語!!
とびきりへんてこりんなお話なのに、なぜか納得してしまう。
身を引き裂くような別離や死が待ちうけていようとも、人であろうとなかろうと、その出会いで生まれた美しい輝きは消えない!
好きな場所で、お茶を用意して、ゆっくり味わってほしい作品です!